2016-01-26 記憶 香りの強い煙草だ。 見た事もない銘柄。 吸うのではなくふかすのだよと君の唇が煙りを吐く。 すかさず 唇を重ねる。甘い味が私に移る。 ずっと前から こうしてやりたかった。 好きだからとかじゃなく 私が思ってた事を確かめたかっただけ。 ずぅっとむかしの出来事を。